2024年5月2日(木)
先週の東京「青葉賞」では、離れた2番手追走から、直線は一旦先頭に立ったものの最後は力尽き、ダービーの優先出走権利は取れなかったウインマクシマム。レース後は運動のみで様子を見ていますが、脚元などに問題はありません。
なお、今後は北海道への放牧の予定でしたが、再度協議の結果、次走を6月30日、福島日曜11R「ラジオNIKKEI賞・GIII」芝1800mに定め、松岡騎手とのコンビで予定しています。そのレースまでは少し時間があることから、明日には近郊のスピリットファームへ放牧に出ます。
畠山吉調教師は「ダービーを使うつもりで、その前には一度北海道にも戻していますし、前走のダメージもありませんでした。首差しが太くなって馬がどんどん良くなっていますし、この1戦でまた北海道に戻してしまうのはもったいないのではないかと思いました。ラジオNIKKEI賞ならGIIIで今回よりもメンバーは落ちるはずですし、まだ未完成の今の状態でも重賞を勝てる力はある馬です」と話していました。
続けて、「ゲートが速く前進気勢も強いので、2400mの距離だとどうしても前に行ってしまい、馬の後ろで折り合いを覚えさせることができません。本来は稽古でそれを教えていかなくてはならないのに、それができていないのは厩舎の力不足で本当に申し訳ありません。それを考えると一度距離を短くして馬の後ろで折り合わせて、最後にどれだけ弾けるかを見てみたいところです。そういう意味でもラジオNIKKEI賞はいい舞台だと思いますし、しっかりと勝って賞金加算をさせたいと思っています」と締めくくっていました。
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