2015年7月8日(水)
今週の出走を予定していたウインミラグロスは、週末5日(日)に左前の裏に僅かな腫れが確認されました。歩様は問題なかったものの、触診で反応があり、その後は数日経過を観察していましたが、本日8日(水)の早朝には腫れの範囲が広くなり、痛みも伴っているようでした。
そこで今朝、エコー検査を行ったところ、残念ながら左前屈腱炎という診断が下っています。損傷を示すパーセンテージは22パーセントと軽くなく、範囲も広いことから、今後休養で回復を待ったとしても、復帰は容易ではなく、また再発のリスクもあります。それらを踏まえて、関係者一同で協議を行ったところ、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決定。明日9日(木)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
黒岩調教師は「ここへ来てグンと成長して、馬が本当に良くなってきていただけに、こういった形になってしまい大変申し訳ありませんでした」と頭を下げておられました。
なお、今後は乗馬として無償譲渡する予定で、引退通知書につきましては、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
出資会員の皆様には、ここまで長きに渡りミラグロスに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝いたします。
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