2016年8月9日(火) 

　先週の新潟では、後方追走からラストも目立つ脚を使えず、15着に敗れたウインマリカ。2戦というキャリアから今後の上積みは見込めそうですが、一方で、まだハミ受けなど課題も少なくない現状です。残り少ない未勝利戦終了までの期間のうちに初勝利をあげることは難しいと判断し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。なお、マリカは10日(水)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
　今後は、11日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、10月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(9月分)』にてお知らせいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2016年8月4日(木) 

　今週の出走を予定しているウインマリカは、先週末31日（日）にも坂路で併せ馬の追い切りを消化し、4F56秒1、ラスト1F13秒2という時計をマークし、古馬相手に先着を決めています。
　そして今週は昨日3日（水）に坂路で最終追い切りがかけられました。2歳新馬ボナジョルナータを4馬身ほど追走する序盤のハンデはありましたが、余裕を持って差を詰め、最後は強めに追われて半馬身の先着を決めています。時計は4F54秒7、ラスト1F12秒9でした。
　宗像調教師は「最後はまだ余裕がありそうでしたし、以前よりしっかり動けるようになっていて成長を感じますね。1200mの距離も気が勝った気性なので対応してくれると思いますし、ウチの乗り手も『短い距離のほうが合っていそう』と話しているように、きっと大丈夫だと思います。ただ、体が減りやすいのは相変わらずで、追い切りを重ねると余計に減ってしまいます。今週ですでに420キロ台まで落ちているので、当日、どれだけ馬体を維持できるかですね」と期待と課題を話していました。
　なお、追い切り明けの本日4日（木）は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の新潟日曜4R芝1200mに津村騎手とのコンビで出走が確定しています。

2016年7月28日(木) 

　先週末23日（土）に美浦トレセン・宗像厩舎へ帰厩したウインマリカ。入厩後も順調に乗り込みを消化しており、昨日27日（水）は坂路をキャンターで2本、本日28日（木）は北馬場のダートコースでキャンターというメニューをそれぞれ消化していました。
　担当厩務員は「以前こちらにいた時は、熱発したり、スクんだり、とにかく体質の弱さがネックでしたが、今回は今のところ順調に乗り込むことができています。精神的にもだいぶ大人になりましたし、馬体重も鞍を置いて438キロと体もフックラ見せています。以前よりも心身ともに成長を感じさせますね。あとはレースまで馬体を維持できるかと、追い切りを開始して反動が出ないことを願いたいですね」と話していました。
　また、宗像調教師は「精神面の成長がうかがえますし、以前より良い状態で戻ってきました。ただ、帰厩してすでに10キロほど体が減ってしまいましたし、あまり長く厩舎に置いていても体を減らしてしまう心配があるので、来週の出走も視野に考えていこうと思います。前走で乗ったジョッキーが『距離が長かった』と話していましたし、芝1200mも候補ですね」と話していました。
　なお、次走は来週の新潟日曜4R芝1200mを予定しています。

2016年7月20日(水) 

　茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。坂路を3本というメニューを消化しています。今週23日（土）に美浦トレセン・宗像厩舎へ入厩予定です。
　担当者は「本日20日（水）には坂路の3本目に追い切りを行いました。いつもはリードホースを付けているのですが、だいぶ気合乗りが良くなったため今朝は単走で、時計、動きとも悪くなかったですよ。ハミ受けも以前に比べれば解消し、カイバもバリバリと食べ、馬体もふっくらした状態をキープしています。デビュー前にこちらにいた時より、良い状態で送り出せると思います。馬体重は451キロです。」と話していました。