2016年2月23日(火) 

　先週の東京では、先行する脚は見せたものの、直線はずるずる後退し、最下位に敗れたウインミリアルド。レース内容は少しずつ良化してきましたが、まだまだ上位とは力差のある結果が続いています。関係者で協議の結果、今後、未勝利戦を勝つのは非常に難しいと判断し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。なお、ミリアルドは24日(水)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
　今後は、サラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額に関しましては、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りする引退通知書にてお知らせいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2016年2月18日(木) 

　今週の出走を予定しているウインミリアルドは、昨日17日（水）に坂路にて追い切りがかけられました。相手は2歳新馬デネブで、ミリアルドが先行してスタート。テンはゆっくりと入り、残り2F過ぎで若干鞍上が仕掛けましたが、その後は楽な手応えで相手を振り切り、1馬身の先着でゴールしていました。時計は4F57秒0、ラスト1F14秒0でした。
　和田郎調教師は「今日は集中力が増せばと思い、シャドーロールを装着しましたが、動きは悪くなかったですね。テンがゆっくりだったので、時計的には目立たないものの、この馬なりに少しずつ良くなっています」と良化を認め、「今回はブリンカーを外して、シャドーロールで臨みたいと思います。ハナまで行くならブリンカーでいいのでしょうが、それは厳しいですし、そうなるとキックバックを受けてブリンカーに砂が溜まったりして逆効果になる可能性がありますからね。シャドーロールも効果はありそうですし、なんとか集中して力を出し切って欲しいと思っています」と話していました。
　そして本日18日（木）は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で今週の東京日曜3Rダート1600mに嘉藤騎手で出走が確定しています。

2016年2月11日(木) 

　先週末5日（金）にトレセン・和田郎厩舎へ入厩したウインミリアルドは、7日（日）に坂路で4F57秒7、ラスト1F14秒2という時計を馬なりでマークしています。
　今週は、昨日10日（水）に坂路にて追い切りがかけられました。単走でスタートし、前半はゆっくり入り、残り2Fからペースが上がると、最後まで馬なりのまま余力を残してゴールしています。時計は4F56秒5、ラスト112秒9でした。
　和田郎調教師は「まだ自分からグイグイ行くわけではないですが、リングバミを替えたところ、ハミの当たりが良くなりました。今日も最後はまだ余裕はありましたし、動きは悪くなかったと思います」と一定の評価を与えていましたが、「トモの緩さに関しては、短期間でガラッと変わることはないですからね。現状の中でどうやっていくかを考えていきたいと思います」と説明していました。
　そして本日11日（木）は軽めの乗り運動を消化していました。なお、次走は来週の東京日曜3Rダート1600mに嘉藤騎手とのコンビで出走を予定しています。

2016年2月3日(水) 

　茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。坂路をキャンターにて3本〜4本消化しており、5日（金）に美浦・和田郎厩舎へ入厩の予定です。
　担当者は「今週の追い切りは、入厩直前の明日4日（木）に行います。先週も2F28秒台が出ていたように、この馬なりに少しずつ動けるようになってきていますが、トモの緩さは相変わらずです。急激に力がついてきたとは言い難く、動きもガラッとは変わっていません。それでも、もう痛いところなどはないですから、ビシビシやっていくしかないでしょう」と話していました。