2013年3月27日(水) 

　先週の中京では、距離延長で芝2000mのレースへした出走したウイングロリオサでしたが、17着大敗という結果に終わってしまいました。大跳びで芝向きのフットワークから、条件変更での前進を期待していましたが、器用さに欠ける走りで、コーナーではポジションを大きく後退。見せ場を作ることすらできませんでした。これまでに3戦を消化しましたが、いずれも勝ち馬から2秒以上離されるという厳しい競馬振りが続いており、残念ながら今後勝ち上がりは見込めそうにありません。
　そこで関係者で協議の結果、残念ではありますが、現役引退を決定。本日27日(水)に中央競馬の登録を抹消しました。
　今後は、地方競馬の馬主に売却し、地方・佐賀競馬に移籍予定となっています。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2013年3月21日(木) 

　今週の中京遠征を予定しているウイングロリオサは、昨日20日(水)にニューポリトラックコースで併せ馬の最終追い切りがかけられました。実戦でも騎乗する酒井騎手が騎乗し、格上の3歳500万下クラウンビションが相手ということで、グロリオサが2馬身ほどの先行でスタートします。残り3F標識で外からクラウンが馬なりで並びかけ、直線の追い比べでも手応えで見劣ったグロリオサは、最後は1馬身半ほど遅れてのゴールとなりました。
　しかし、日吉調教師は「遅れはしましたが、動き自体は悪くありませんでしたよ。いい状態をキープしていると思います」と高評価を与えています。
　追い切り明けの本日21日(木)は厩舎周りの引き運動のみで軽めの調整が施されており、午後の出馬投票では、予定通り今週の中京日曜4R芝2000mに酒井騎手で出走が確定しています。
　「ダイナミックなストライドはこの馬の武器ですし、広いコースに替わって良さが出てくれることを期待しています。暖かくなればもっと良くなりそうなタイプですし、次に繋がるレースを見せて欲しいですね」と期待を語る日吉調教師でした。

2013年3月14日(木) 

　来週の出走を予定しているウイングロリオサは、昨日13日(水)、本日14日(木)ともに坂路を楽走で1本のメニューをこなしていました。当初は本日14日(木)に追い切りをかける予定でしたが、昨晩からの降雨の影響で馬場状態が悪化したことを受けて、明日か明後日へスライドとなっています。
　日吉調教師は「わざわざ馬場の悪い時に追い切る必要もないですからね。カイバはしっかり食べてくれるので、馬体は前走時よりやや増加傾向にあります。中間も不安なく順調に来ていますよ」と笑顔で語っていました。
　なお、来週の中京日曜4R芝2000mへ出走するプランに変更はなく、ジョッキーについては酒井学騎手とコンビを組むことが予定されています。

2013年3月7日(木) 

　転厩初戦となった先週28日(木)に行われた笠松の交流競走では、大きく離された6着と結果を残せなかったウイングロリオサ。レース中、自らの前脚が接触したことが原因と見られる傷が左トモの繋ぎに確認されましたが、ごくごく軽症ですっかり回復を見せています。
　昨日6日(水)、本日7日(木)ともに坂路を楽走で1本のメニューをこなしていることからも順調さが窺えます。
　日吉調教師は「道中は追走に忙しかったですし、やはり条件が合わなかったかもしれませんね」と前走を振り返り、「前走を使った反動はありません。手先の軽いフットワークをする馬ですから、芝の方が持ち味を生かせそうです。それに広いコースも合うと思います」とのことから、次走は3月24日、中京日曜4R芝2000mへ向かう予定が立っています。