2012年11月21日(水) 

　先週の福島では、中団追走から手応え良く直線を迎えましたが、追われてからの反応がひと息で11着という結果に終わったウインマクレガー。4走前の小倉では勝ち馬からコンマ1秒差の4着という結果も残していますが、近3走は気ムラな面も影響して安定して力を出し切れず、勝ち馬から1秒以上の差をつけられる苦戦を強いられてきました。園田競馬から出戻り後は目立った成績が残せていないことから、関係者一同で協議を行った結果、現役を引退することが決定いたしました。本日21日(水)には中央競馬の登録抹消手続きを行い、今後は滋賀県にある甲賀ファームにて乗馬となる予定です。
　北出調教師は「出戻りで中央復帰をさせていただいたにも関わらず、難しい気性の馬で思うような結果を残すことができず申し訳ありませんでした」と頭を下げておられました。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ここまで長きに渡りマクレガーに温かいご声援をお送りいただきましたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

2012年11月15日(木) 

　今週の出走を予定しているウインマクレガーは、昨日14日(水)にCWコースで最終追い切りがかけられました。村田調教助手が騎乗して6Fからペースが上げられ、6F83秒3、ラスト1F12秒6と軽快な動きを見せていました。
　村田助手は「いい意味で以前から変わりなく来ていますね。力の出せる状態だと思います」と動きを評価しています。
　そして本日15日(木)は厩舎周りの引き運動に終始され、午後には出馬投票に臨んでいます。当初は今週の福島土曜12R「小峰城特別」芝1800mに松山騎手(当初は村田騎手の予定でしたが、最終的に松山騎手に変更)で出馬投票を行いましたが、次点1番目で出走枠が回ってこないことが分かり、福島日曜9Rダート1700mに変更して再び出馬投票を行い、宮崎騎手とのコンビで出走が確定しています。
　北出調教師は「福島開催最終週で思っていた以上に頭数が集まり、狙っていた番組にギリギリで出走が叶いませんでした。ただ、ダートでも実績がある馬ですし、気ムラなところがあるので同じような条件を使い続けるより条件を変えてあげた方が走るタイプのような気もするんです。いい結果が出ることを期待しています」と意気込みを語っていました。

2012年11月8日(木) 

　6日(火)に栗東トレセン・北出厩舎へ帰厩しているウインマクレガー。帰厩翌日の昨日7日(水)はロンギ場での運動からCWコースをキャンターで1周のメニューをこなしています。
　そして本日8日(木)にはCWコースで追い切りがかけられました。今朝もロンギ場での運動を終え、担当の森澤調教助手が騎乗してCWコースへ入場。単走で6Fからペースが上げられ、ラストは強めに追われてのフィニッシュとなっています。6F85秒3、ラスト1F12秒4という時計をマークしています。
　森澤助手は「昨日は帰厩翌日ということもあって、お決まりの馬っけを出していましたが、今朝はおとなしくしていました。牧場でもしっかり乗り込まれていたようですし、追い切りの動きは良かったですよ」と語っていました。
　また、北出調教師は「いい動きでしたね。左回りだとどうしてもモタれる面があるので、予定通り来週の福島に行きましょう。気ムラな面があり、アテにできないタイプではありますが、好走の条件は整っていると思いますから」と、来週の福島土曜12R「小峰城特別」芝1800mに向かうことが決まっています。なお、鞍上には村田騎手が指名されています。

2012年11月7日(水) 

　昨日11/6(火)に滋賀県・信楽の信楽牧場を退厩、栗東トレセン・北出厩舎へ帰厩を果たしています。
　信楽牧場の担当者は「先週末3日(土)にはダートコースで大きめを乗り、出発前日の5日(月)もハロン15〜15秒を行いましたが、動きは良かったですよ。すぐに競馬に使えるように意欲的に攻めてきましたが、疲労を残さずいい状態で送り出すことができました」と話していました。