2012年9月5日(水) 

　先週の札幌では、後方追走から勝負所で押し上げを図ったものの、前との差がなかなか詰まらず、勝ち馬から2秒0差の8着に敗れたウインシュヴァルツ。大久保龍調教師は「一度現級を勝っているように力は上だと思うのですが、いい頃のレース振りが見られないですね」と肩を落としていました。
　近4戦がすべて1秒以上敗れていることと、年齢的に今後大きな上積みも期待できそうにないことなどから、関係者で協議を行った結果、現役引退を決定しました。なお、シュヴァルツは本日5日(水)に中央競馬の登録抹消の手続きを行い、今後につきましては、地方競馬の馬主に売却が決定し、川崎競馬にて現役を続ける予定です。
　大久保龍調教師は「1勝目が届きそうで遠くて苦労させられましたし、それも含めて思い出深い馬でした。3勝目を挙げられなかったのは残念ですが、新たな舞台での活躍を祈っています」と名残を惜しんでいました。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ここまで長きに渡りシュヴァルツに温かいご声援をお送りいただきましたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

2012年8月30日(木) 

　今週の出走を予定しているウインシュヴァルツは、昨日29日(水)に札幌ダートコースで最終追い切りがかけられています。荻野琢騎手が騎乗して残り4Fからペースアップされると、最後までしっかりとした脚色で締めくくり4F51秒9、ラスト1F12秒3という好時計を記録しています。
　大久保龍調教師は「琢磨からはいい状態と報告を受けています。追い切りはいい時計が出ていますし、いろいろ条件がつく馬ですが、展開などがうまくかみ合えば好走できる状態だと思います」と語っていました。
　なお、先週末からジョッキー探しが難航し、未定となっていた騎手については、直前で三浦騎手を確保し、コンビを組むことが決まっています。
　そして本日30日(木)は軽めのメニューで楽をさせてもらっており、午後の出馬投票では予定通り、今週の札幌日曜7Rダート2400mに三浦騎手で出走が確定しています。シュヴァルツにとってここは正念場だけに結果を残してほしいところです。

2012年8月23日(木) 

　先週16日(木)に札幌競馬場へ入厩し、順調に調整を進めているウインシュヴァルツ。先週末19日(日)にはダートコースにて軽めの追い切りがかけられ、昨日22日(水)にはダートコースで併せ馬の1週前追い切りがかけられました。
　調教パートナーは3歳未勝利ヒラボクジャパンで、シュヴァルツが2馬身ほど先行してスタート。直線に向いて併せ馬となりますが、ラストは一杯に追われる相手に対して持ったままで1馬身の先着を決めています。
　大久保龍調教師は「いい時計で動けていたようですし、北海道のスタッフからも『動きが上向いている』と報告が届いています。コスモヴューファームでは坂路でしっかり乗り込んでくれましたからその効果が出ているんでしょうね」と頷きながら語っていました。
　次走は予定通り、来週の札幌日曜7Rダート2400mに向かう予定ですが、ジョッキーはいまだ未定となっています。「シュヴァルツにとってはここが正念場ですからね。なんとしても結果を残したいレースですから、一生懸命追ってくれるジョッキーを確保したいと思っています」と語っていました。

2012年8月16日(木) 

　ウインシュヴァルツが、本日16日(木)の検疫で札幌競馬場へ入厩を果たしています。大久保龍調教師は「近走内容が冴えないだけに強気にはなれませんが、競馬の運び方次第では前進は見込めると思います。次はジョッキーを替えることになると思います」と語っていました。
　なお、次走は、予定通り9月2日、札幌日曜7Rダート2400mに向かう予定となっています。