2010年8月25日(水) 

　先週の新潟で出走したウインジョーカーでしたが、気持ちの難しさなどが影響して思うようなレース結果を残すことができませんでした。また、すでに6戦を消化していることから、今後3歳未勝利戦への出走は困難な情勢であるという状況を踏まえて、当クラブと戸田調教師で協議を行った結果、ここで現役生活を断念することで方針が固まり、本日25日、中央競馬の抹消手続きを行いました。
　「成長の時期にソエに悩まされてしまいましたし、精神面に難しい面があり、好結果に導いてあげることができずに大変申し訳なく思っております」と、戸田調教師は深々と頭を下げていらっしゃいました。
　また、今後のジョーカーにつきましては、地方競馬での新たな引き取り先が見つかりましたので、そちらでの新たな活躍を願いたいと思います。
　なお、ジョーカーの引退通知書につきましては、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りさせていただきます。出資会員の皆様には、不甲斐ない成績で現役を退くことになりまして申し訳ありませんでした。これまでジョーカーに温かいご声援をお送りいただいたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

2010年8月19日(木) 

　現在、美浦：戸田博文厩舎在厩。8/21（土）新潟6R　3歳未勝利（芝：1000m）に出走が確定しました。

≪8月18日水曜日更新≫
　ウインジョーカーは、斉藤調教助手の騎乗で南馬場入り。角馬場で入念に乗り込んだ後にはWコースに移って、2歳未勝利ヒールゼアハーツとの併せ馬で追い切りがかけられました。ジョーカーの先行でスタート。外に位置を取りながら残り3F付近で内にヒールを迎え入れて、そこから併せ馬の形となりました。最近ではだいぶ攻め馬で動くようになってきたジョーカーでしたが、今日はコーナーで大外を回ってしまったことで、ヒールとの差ができると頭を上げてしまい、最終的には2秒7ほどの大きな遅れとなってしまいました。時計、動きともに褒められる内容ではありませんでしたが、戸田調教師は「今日はコーナーで気を抜いてしまいましたね。坂路だと掛かるくらいの感じで上がって行くことを考えると、直線競馬の方が合っているかもしれないって思うんです」と話しており、予定通り、今週の新潟土曜6R芝直1000mへ向かうこととなっています。豊富に乗り込まれていることでキッチリ仕上がっていますから、この芝直1000mで何かが引き出されるかもしれません。鞍上は、引き続き田辺騎手を予定しているとのことでした。

≪8月19日木曜日更新≫
　追い切り明けでも乗り込みを欠かさないのが戸田厩舎流ですから、今朝のウインジョーカーも南馬場の角馬場でジックリと体をほぐしていました。昨日の追い切りでは大きく遅れてしまいましたが、斉藤調教助手は「コーナーで馬体が離れてしまったことで、気持ちの難しさを出されてしまいました。それでもシッカリと調教を積んできていますし、状態はいいです」と、好状態を伝えてくれています。体にもハリがあり、見た目の仕上がりも上々とのことですから、予定通り、今週の新潟土曜6R芝直1000mに田辺騎手で出馬投票を行います。

2010年8月12日(木) 

　現在、美浦：戸田博文厩舎在厩。

≪8月11日水曜日更新≫
　ウインジョーカーは斉藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場でダクを踏み込んだ後には、坂路1本を消化。その後、Wコースに移動して2歳未勝利ヒールゼアハーツとの併せ馬で1週前追い切りがかけられました。先行でスタートしたジョーカーは、4Fから馬体を併せて、ラストは一旦ヒールに前に出られてしまいましたが、仕掛けられるとシッカリとハミを取って差を詰めていき、鼻面を合わせてゴールしています。「相手は2歳馬とはいえ、攻め馬も動くタイプ。攻め駆けしないジョーカーとしては頑張っていましたし、前進していると感じています」と、戸田調教師は今日の動きには満足そうは表情を浮かべていました。引き続き、来週の新潟土曜6R芝直1000mを目標に調整していく予定です。

≪8月12日木曜日更新≫
　追い切り明けのウインジョーカーですが、南馬場の角馬場での乗り込みは欠かしません。この豊富な運動量が戸田厩舎を支えています。「順調に調整できていますよ。このところ坂路に入るとイレ込むようなところを見せているので、昨日はWコースで追い切りましたが、感触は良かったですし、なんとかいいところを見せられるように頑張ります」と、昨日の追い切りに騎乗した斉藤調教助手は気合の面持ちで語っていました。

2010年8月5日(木) 

　8/4（水）に茨城県・美浦の水野馬事センターを退厩、美浦：戸田博文厩舎へ帰厩しました。

≪8月4日水曜日更新≫
　前走後、トレセン近郊にある水野馬事センターへ放牧に出ていたウインジョーカーが、本日4日、美浦・戸田厩舎へ帰厩しました。「レース後は右前にソエの兆候が見られましたが、1週間程度で治まりましたので大丈夫でしょう。残りの時間も迫っていますので、ここからは甘えなしで数少ないチャンスにかけたいと思います」と、厳しい表情で語る戸田調教師でした。

≪8月5日木曜日更新≫
　昨日、帰厩したばかりのウインジョーカーですが、今朝はいきなり坂路で軽めの追い切りをこなしています。斉藤調教助手の騎乗で角馬場入りしてダクで体をほぐした後、坂路コースに移って楽走1本を登坂。続けて2本目には、2歳未勝利ヒールゼアハーツの外に併せて、4F55秒0のタイムを馬なりでマークしています。「元気一杯ですし、前向きさもありましたね。前回騎乗した田辺騎手からは『短い距離がいいのでは』という話があったし、直線芝1000mに賭けてみようと思っているんです」と、戸田調教師は語っていました。仕上がりの状況次第ですが、8月21日、新潟土曜6R芝直1000mを視野に入れて進めていく方針が取られています。