2014年6月18日(水) 

　先週の東京では、道中は折り合いを欠くことなく進み、前半は飛越も安定していましたが、後半に行くに従い、スタミナ切れから飛越も不安定になり、最後はバッタリと止まってしまったウインバンディエラ。障害3戦目で前進を期待しましたが、スタミナ面の不安は取り除くことができず、どうしてもラストは脚が上がってしまう内容が続いています。
この結果を受けて、関係者一同で協議を行ったところ、今後バンディエラが障害レースで初勝利を挙げるのは非常に厳しいという結論に達し、現役引退を決定。本日18日（水）に中央競馬の登録を抹消しました。
　今後は、地方競馬の馬主に売却し、地方・園田競馬に移籍予定です。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　障害レースへ転身し、初勝利を目指していましたが、勝利を挙げることができず、大変申し訳ございませんでした。ただ、ここまで平地、障害合わせて55戦と当クラブの最多出走記録を塗り替え、大きな怪我もなく、本当にバンディエラは良く頑張ってくれました。出資会員の皆様には、ここまで長きに渡り、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2014年6月12日(木) 

　今週の出走を予定しているウインバンディエラは、昨日11日（水）に山本騎手が騎乗して北馬場のダートコースにて追い切りがかけられています。まずは角馬場で軽く障害を飛ばすとダートコースへ移動し、そのまま追い切りを開始。最後の直線では鞍上が軽く促してゴール板を通過していました。
　和田雄調教師は「先週ビシッとやっているので、今週は調整程度でしたが、動きは悪くなかったですね。一度緩んだ馬体も引き締まってきましたし、もう蹄も心配ありません。レース間隔が空いてしまったので、スタミナ面で多少の不安は残りますが、障害も3戦目ですから、前進を見せて欲しいところです」と話していました。
　そして本日12日（木）は追い切り明けということで、軽めの運動で様子が見られ、午後からの出馬投票で今週の東京日曜4R障害未勝利・ダート3000mに山本騎手で出走が確定しています。

2014年6月5日(木) 

　蹄のアクシデントを乗り越え順調に調整が進んでいるウインバンディエラは、週末1日（日）には坂路で追い切りがかけられ、4F57秒5、ラスト1F13秒1という時計を馬なりでマークしています。
　今週は、昨日4日（水）は坂路を楽走で2本というメニューを消化し、本日5日（木）は山本騎手が跨り、ダートコースにて追い切りがかけられました。まずは角馬場で体をほぐし、直線コースで3つの障害を飛ばしてからそのまま追い切りに突入。最後は強めに追われてゴール板を通過していました。
　和田雄調教師は「蹄に関しては、中の膿が抜けたわけではないのですが、歩様はまったく問題ありませんし、痛みもありませんから、もう心配はないでしょう。緩んだ馬体は戻ってきましたし、今日乗った山本騎手も『動きは良かったですよ』と言っていました。これなら来週の出走で問題ありません」と、正式に来週の東京日曜4Rダート3000mに向かうことを決めています。なお、ジョッキーは山本騎手の予定となっています。

2014年5月29日(木) 

　先週の障害練習後も蹄に問題はなく、順調に調整が進んでいるウインバンディエラは、週末25日（日）には坂路で4F58秒0、ラスト1F13秒4という軽めの追い切りもこなしています。
　今週は、昨日28日（水）は坂路を楽走で1本というメニューを消化し、本日29日（木）は山本騎手を乗せて北馬場で障害練習を行い、その後ダートコースにて単走で5F74秒2、ラスト1F14秒3という軽めの追い切りもマークしています。
　和田雄調教師は「この中間は障害練習に加え、追い切りもこなしていますが、蹄を気にすることもありませんし、歩様が乱れることもありません。少し緩んでしまった馬体も徐々に戻ってきましたし、このままレースへ向けて進めていけそうですよ」と話していました。
　なお、次走については、このまま順調に行けば6月15日、東京日曜4Rダート3000mが候補として挙がっています。