2009年2月13日(金) 

　公営・兵庫県競馬、森澤友厩舎で中央復帰へ向けた鍛練を重ねていたウインオンリーですが、11日に行われた園田競馬に出走後、右前脚トウ骨付近に腫れと熱感が認められました。また、レース翌日には右前脚を満足に地面につけないほど痛みを覚えてしまっている様子も確認されています。そこで、本日、患部のレントゲン検査を行ったところ、2ミリほどの骨片が剥がれているのが確認されています。獣医師からは『右前脚トウ骨遠位端剥離骨折』で、全治は6〜9ヵ月という診断結果が告げられました。
　この診断結果を受けて、森澤友調教師、大久保龍調教師、当クラブ片山で協議を持ったところ、これまでも脚元がパンとせずに満足な仕上げでレースを使えなかった事実を踏まえると、今回の骨折が完治して帰厩したとしても、この先も骨膜炎などで思い通りのローテーションが組めない可能性が極めて高いという判断から、残念ではありますが、ここで中央への復帰を断念するという結論に至りました。地方出戻り制度の適用に賛同してくださった会員の皆様には、ご期待にお応えすることができず関係者一同大変申し訳なく思っております。
　また、今後の引き取り先についてですが、来週末の予定で北海道新冠にある村上欽哉牧場へ移動。患部の治療にあたることになっています。その後は、地方競馬ならまだまだ活躍できる可能性は十分に考えられますので、村上場長が面倒を見てくれることになりそうです。オンリーが再び地方競馬で出走する機会がありましたら、引き続きご声援をいただければと思います。
　出資会員の皆様には、今まで永きに渡りご声援をいただきましたことを、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。なお、出資会員の皆様には、本日、引退通知書を発送させていただいております。お手元に届きましたら、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

2009年2月5日(木) 

　公営・兵庫県競馬、森澤友厩舎所属のウインオンリーは、角馬場での入念なダク踏みで調整を行っています。
　レース後の状態について、「オンリーの歩様の硬さの原因は左前脚トウ骨付近の炎症によるものだったのですが、今は左前脚をかばっていたことで右前脚に軽い炎症が見られます。レース翌日は相当に硬さがありましたので心配したのですが、日に日に回復してきて今朝は角馬場で入念に乗り込んでいます」と、森澤友調教師から説明がありました。
　また、次走については「今回は間隔を詰めて、来週の10日火曜日から始まる園田開催に出走させたいと思っています。ただ、脚元と相談しながらという状況には変わりありませんので、引き続き細心の注意を払っていきますし、気になるようであれば間隔を空けることも考えていきます」と、話していました。

2009年1月29日(木) 

　公営・兵庫県競馬、森澤友厩舎所属のウインオンリーは、明日の園田3Rダート1400mに川原騎手とのコンビで出走が確定。26日月曜日には15〜15秒ペースの軽めの追い切りがかけられました。
　森澤友調教師からは、「先週から今週にかけては、月曜日の15〜15秒ペースの追い切り翌日に少し硬さが見られたぐらいで、あとは特に違和感はありません。今朝も角馬場でジックリと乗り込みを行いましたが、歩様は大丈夫そうなんで明日の出走にもGOサインを出したいと思います」と、状態報告がありました。
　また、「前走時よりは息遣いが本来のものに近づきつつありますが、それでもまだ絶好調時と比べるともの足りないんだと思います。仕上がりとしては前走が5〜6分ぐらいとすれば、今回は6〜7分ってところでしょうか。今回も人気になるかもしれませんが、あまり強気にはなれません。ただ、昨日、川原騎手と打ち合わせをして、『今回は返し馬で歩様が硬くなければ、前々で競馬をして勝ちを意識した乗り方をしてみる』と言ってくれていますので、どんな競馬になるか楽しみにしていると同時に、まずは無事に帰ってくることを願いたいと思います」と、話していました。

2009年1月22日(木) 

　公営・兵庫県競馬、森澤友厩舎所属のウインオンリーは、角馬場で入念な乗り込みを行ったあと、普通キャンターで2000mほどの乗り込みを消化しています。また、先週の報告では、21日の園田競馬出走も検討されていましたが、歩様に硬さが見られたことで自重しています。
　森澤友調教師は、「先週末からコースでのキャンターにメニューを強化したのですが、前脚の運びに少し硬さが見られました。ですので、再び角馬場でのダク踏みのみにして、21日のレースも見送らせていただきました。昨日はボクが跨って状態を確認しましたが、先週無理させなかったことが良かったのか、歩様はだいぶスムーズになってきましたので、今日はコースにも入れました。引き続き、歩様には細心の注意を払いながら、進めていきたいと思います」と、話しています。
　さらに、「このまま順調に進められれば、来週30日金曜日の園田競馬を予定しています。中間は15〜15秒ペースを1本でも行ければいいなぁと思います。冬場ということと、前走から思ったほど順調に乗り込めなかったことで、体は大幅に締まった印象はありません。ただ、息遣いなんかは本来のデキに近づきつつありますので、上積みが見込めるうちに出走させてあげたいところです」と、言って今日の報告を終了しています。