2020年9月23日(水)
前走後は吉澤ステーブルイーストに放牧に出ていたウインガナドルですが、昨日の調教後に右トモの歩様の乱れが確認されました。すぐに獣医師を呼び、夕方からレントゲン検査を行った結果、「右後脚管骨の骨折」が判明しています。
管骨には縦に亀裂が入っています。骨をボルトで止める治療法はありますが、この手術を行ったとしても約1年の休養が必要になり、休養後にベストパフォーマンスを出せるかどうか疑問符も付きます。
現在6歳という年齢で長期の休養を余儀なくされたことから、協議の結果、ここで現役引退することとなりました。
上原調教師は「レース後のチェックでは問題なかったですし、牧場でもそこまで速いところは乗らずに骨折してしまいました。原因の特定は難しいですが、ずっと使ってきての疲労骨折の可能性が高いでしょう。せっかくオープンに戻ってきて、そこでもいいレースを見せていただけに残念でなりません。申し訳ありませんでした」と頭を下げておられました。
近日中に中央登録の抹消を行います。引退後の行き先については現時点では未定となっています。
オープンでも差のない競馬を見せ、初重賞制覇へ向けて再びスタートを切るところでしたが、このような形で現役引退となり、大変無念です。ここまで長きに渡り、ガナドルに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
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