2017年5月9日(火)

　先週の新潟では、障害飛越のたびに遅れを取り、10着という結果に終わったウインシンフォニア。まだ障害戦キャリア2戦ですが、いずれも上位とは大きく離された競馬が続いており、レースぶりにも進境が見られません。関係者で協議の結果、今後も勝ち負け争いに加わるのは難しいと判断し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。明日10日(水)には中央競馬の登録を抹消する予定です。
　なお、レース後のレントゲン検査では、左前脚の球節に軽度の骨折が見つかり、3ヶ月の見舞金の対象となっています。
　今後は、今週11日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、7月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(6月分)』にてお知らせいたします。
　ここまで長きに渡り、シンフォニアに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2017年5月4日(木)

　中1週で今週の出走を予定しているウインシンフォニアは、先週末30日（日）に坂路で4F60秒7、ラスト1F12秒5という軽めの時計をマークしています。
　昨日3日（水）は草野騎手を背に軽く障害練習を行った後、ダートコースへ移動し、馬なりで5F70秒3、ラスト1F13秒8という時計が出されています。
　中野調教助手は「クモズレはどうしても少し気になるところですが、中1週でも馬体の心配はなく、状態も良い意味で平行線を維持できています。力は出せる態勢は整っていると思います」と状態を説明しています。
　また、中野調教師は「初戦も悪くない内容でしたし、使いながら期待を持てそうな感触を得ることができましたからね。今回は慣れも見込めるので、前走以上の走りを見せてほしいですね」と期待を語っていました。
　なお、追い切り明けの本日4日（木）は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の新潟日曜4R障害未勝利・芝2890mに草野騎手で出走が確定しています。

2017年4月27日(木)

　先週の福島で障害デビューを果たし、8着となったウインシンフォニア。前走後は両トモにクモズレの症状が確認できますが、大きな問題はなく順調で、本日27日（木）までは運動のみで様子が見られています。
　中野調教助手は「道中は行きたがったり、気持ちが途絶えてみたり、精神的に少し不安定なところがあったようですが、全体を通じて内容は悪くなかったと見ています。レースを重ねて経験を積んでいけば、通用してきそうな雰囲気はありますね」と敗戦にも前向きでした。
　なお、次走は、中1週で、来週の新潟に2鞍組まれている障害未勝利・芝2890ｍのどちらかに草野騎手とのコンビで出走を予定しています。

2017年4月20日(木)

　今週の障害戦デビューを予定するウインシンフォニアは、先週末16日（日）にWコースで4F57秒0、ラスト1F12秒9という時計を馬なりでマークしています。
　そして昨日19日（水）には坂路で最終追い切りがかけられました。単走でラストは強めに追われる内容で、4F54秒8、ラスト1F13秒0という時計にまとめています。
　中野調教助手は「心配していた背腰ですが、周りに筋肉が強化されたことで支えになり、意外にもその後の悪化はなく、治療もせずレースへ向かうことができそうです。飛越はジョッキーも『問題ない』と言ってくれていますし、練習を見ていても上手ですが、初障害ですからね。あまり大きなことは言えません。まずは次に繋がるレースを見せてくれれば、と思っています」と控えめに語っていました。
　なお、追い切り明けの本日20日（木）は軽い障害練習をこなし、午後の出馬投票では、今週の福島土曜4R障害未勝利・芝2770mに草野騎手で出走が確定しています。